学園長著作物案内


『24時間先生
―大丈夫。俺がそこから出してやる 』

■「偉いぞ、ひきこもって。こんな世の中とまっすぐにぶつかってたら、君がつぶされちゃうもんな」
人間不信と自己不信でボロボロに傷ついた子どもたちの部屋に迷わず入っていき、そのすべてを受け入れて再生への道を一緒に探す。20年以上にわたりそんな家庭訪問を続ける学園長・荒井裕司による「本当の救済」物語
●目次
バリケード
十三年
チャイム
地球三周分
携帯依存
昼も夜も
変なオジさん
カレーライス
ものまね
先生はふたり
また明日
哀しい記憶
サクラサク
そ、ら。
無法者
精神科医
メールアドレス
今は何も
あとがきにかえて
24時間先生表紙
メディアファクトリー刊
定価
(税込) 1,260円
●あとがきにかえて より抜粋
『24時間先生』。本のタイトルはそう決まった。
多少、気恥ずかしくもある。当たり前だが、私は24時間働いているわけじゃない。働けるはずもない。
「昼の校長先生」「夜の先生」。
私のふたつの顔をひとつに表すタイトルとして、この言葉が選ばれた。
昼の校長として生徒を思う。夜の先生として子どもを思う。
えんえん働き続けるわけにもいかないが、24時間、子どもたちのことを考えてはいる。
それだけは自信を持って言える。

『ひきこもり・不登校からの自立』
■私はこうして子どもたちの心を開いてきた!
学園長・荒井裕司がひきこもり・不登校を克服する具体的な方法を提言して話題を呼んだ書籍です。
●ひきこもり・不登校の子どもたちに贈る十ヵ条
(1)自分を信じよう
(2)誰にも会わなくていい
(3)大好きなものが心を癒してくれる
(4)今は、神様がくれた素敵な時間
(5)人生は何度でもやり直しができる
(6)悩みが人を成長させる
(7)家族は絶対的な味方
(8)思いは伝わる
(9)新しい明日は必ずやってくる
(10)学校に行かない生き方もある
ひきこもり・不登校からの自立
マガジンハウス刊
定価
(税込) 1,575円
●本文より抜粋
あるひきこもりの少年がわたしに言った印象的な言葉がある。
「先生、ぼくは転覆した巨大船の船底に、たった一人閉じ込められているんだ。船底だけがぎりぎり水面に出て、船は沈みかかってる。じわじわと、水面がぼくの顔まで近づいてきている。……まだ、かろうじて生きている。真っ暗闇の中で、残り少ない酸素を吸いながら、僕は悲鳴をあげて助けを求めている。でも、外に出たいと思っても、自分の力ではどうすることもできない。誰かが、上から穴を開けてくれるのを待っている……」
すがるような目で、彼はわたしに言った。
「わたしが電気ドリルで船底に穴を開けて、おまえを助け出してやる」
わたしは、心の中でそう誓った。
『「学校に行きたくない」って
誰にも言えなかった』

―不登校に込められたメッセージ―
学園長が代表を務める「登校拒否の子ども達の進路を考える研究会(略称:登進研)」が長年開催してきたセミナーで行われた、不登校体験をもつ若者たちと、不登校のお子さんをもつ親との対話が収録されています。
親や学校・担任をはじめ、カウンセラーとの関わりにも触れていますので、不登校の当事者を援助する時にも参考になる内容となっています。
「学校に行きたくない」って 誰にも言えなかった ―不登校に込められたメッセージ―
本の森出版刊
定価
(税込) 1,470円
●目次
第1章 私を支えてくれた不登校の子どもたち 荒井裕司
第2章 親と子の対話(1)
「行かないんじゃない、行けないんだ!」
「親としては、それでも学校に行ってほしい」
第3章 親と子の対話(2)
「学歴よりも、夢を追いかけて生きていきたい」
「学校に行かなくてもいいよって、最近やっと言えるようになりました」
第4章 親と子の対話(3)
「ファミコンを金庫にしまわれちゃって」
「私も隠しましたよ。どこの親も同じなんだね」
第5章 親と子の対話(4)
「やりたいことがあれば、どんなことだってがんばれる」
「現実問題として、学力面がいちばん心配です」
第6章 親と子の対話(5)
「母親の愛情ってすごいなあって思う」
「女房に、お父さんも考えてくれなくっちゃと言われましてね」
第7章 わが子が不登校になった時-親として何ができるか 海野千細
あとがき 生きる主体としての「自分」をつかむ旅-人として育つ力にふれて 中原美恵
登進研のあゆみ[1995-2007]
「登校拒否の子ども達の進路を考える研究会」活動の記録
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